こんにちは.
今回はDeepLという翻訳サービスを紹介していきます.
今まで論文を読んだり書いたりするために英語を勉強している人も多かったと思います.
「大学受験以来英語なんて触れてないよ」
「英語の論文を渡された時点で戦意喪失」
そんな人に革命的なサービスがあります.
それがDeepLです.
AIによる機械翻訳で速く,自然な翻訳を提示してくれるサービスです.
DeepLの特徴
まずはサクッと特徴を紹介します.
1. 最大5000字の翻訳が可能 2. 翻訳スピードが速い 3. 英語を合わせて26言語に対応 4. ファイルをそのまま翻訳可能
これほどの機能を無料で使用できるのは革新的ですね.
これなしでは論文を読めない体になってしまったので無料で使用できなくならないかビクビクしています.
【写真付き】具体的な使い方を紹介
まずは左側のテキストボックスに論文をコピペしていきます.
2473文字が,5秒程度で右側に日本語訳が完成しました.
このスピードの速さも驚きですね.
言語の種類も以下のようにかなり豊富です.
DeepLはファイルを丸ごと翻訳できる機能もあります.
PDFを丸ごと翻訳してみましょう.
今回使用する論文は
“ Thrombectomy 6 to 24 Hours after Stroke with a Mismatch between Deficit and Infarct”
です.
PDFを貼り付けて待つこと1分13秒
以下のようにPDF形式で全て日本語に訳されていました.
The NEW ENGLAND JOURNAL of MEDICINEのタイトルが面白いことになっていますが,
本文自体は問題ありません.
これが1分程度でできてしまうのは革新的ですよね.
無料版と有料版の違いは?
有料版は月額料金が3種類(750円/2500円/5000円)あります.
無料版との違いはいろいろありますが大きなもので2つです.
- テキストの文字数制限
無料版では5000文字の制限がありましたが,有料版では最安のプランでも文字数制限がなくなりました. - ファイルの丸ごと翻訳
無料版では月々3ファイルまでだった制限が有料版になると5, 20, 100ファイルと丸ごと翻訳できる数が増えます.
無料でここまでDeepL まずは使ってみて下さい
個人的には無料版で十分問題なく使用できると思っています.
まずは無料版を試してみて,必要を感じた時に有料版へアップグレードするのでいいでしょう.
医学に関わらず,論文を読む機会のある人はぜひ使って欲しいサービスです.
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